敷居の樹脂カバーめくれの修復

ご覧いただきありがとうございます。

企業様から、アパートの敷居カバー（樹脂製）の表面材がめくれてしまったため修復してほしいとのご依頼をいただきました。

＜施工前＞

現地で確認すると、上の画像のように、敷居のレール部分の両脇に取り付けられている樹脂製の敷居カバーが一部割れており、パキッとめくれ上がった状態に...
このような樹脂は一度割れると徐々に広がりやすく、放置するとさらに欠ける・剥がれるといった事態となり、ケガにもつながりかねない部分です。

特に小さなお子さんが歩く場合などは心配ですね

 

原因としては、

・引き戸の開閉時に何かが挟まってしまった

・引き戸を外す際に戸車がレールに引っかかり、カバーを押し上げてしまった

といったことが考えられます。

 

今回のようなキズに対しては、まずは割れによってめくれた部分を一度フラットな状態に整える必要があります。

対応方法としては、まずめくれて浮きあがっている部分をカットし整えたあと樹脂に対応したパテを充填、

表面を平滑化し、引き戸がこすれることが無いように表面を整え、その上で周囲の色に合わせて着色しコーティングを行うことで補修跡が目立ちにくくなるようにしています。

DIYでも試せる部分はあるかもしれませんが、色合わせやツヤの調整は専用技術が必要になるため、きれいに仕上げたい場合は我々のような業者にお任せいただいたほうが賢明かと思います。

 

＜施工後＞

補修後は、割れていた部分もフラットになり、周囲の樹脂カバーにも自然に馴染んだ仕上がりになりました。
もちろん、引き戸の動作にも支障がなく、安心してお使いいただける状態になったと思います。

 

 

このような、おうちの中の樹脂パーツの割れ・欠け・剥がれは、敷居に限らずさまざまな場所で発生します。
「小さな傷だけど気になる…」「DIYでは直せなかった」など、どんな症状でもお気軽にご相談ください